
2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、被災地に事業所を持つ会社として、引き続き、一日も早い復興を支援してまいります。
2011年度前半は震災の影響が残るなか、スマートフォンやタブレットPCマーケットの伸びなど、あらたな需要増により、異方性導電膜(ACF)、光学弾性樹脂(SVR)、光学フィルムなどを中心に、売上が好調に推移しました。また、2010年4月に業界に先駆けて製品化した太陽電池用タブ線接合材料ビジネスは当初予想した以上のスピードで拡大しています。
こうした需要増にいち早く対応すべく、当社は異方性導電膜(ACF)とタブ線接合材料の製造ラインを、今年4月に鹿沼事業所に増設。さらに9月には根上事業所へ導入し、生産能力を増強いたしました。これにより、マーケットの急拡大にも対応可能で、安定した供給体制が整いました。また、同時にタブ線接合材料のテストラボを日本の鹿沼事業所以外に中国(蘇州)、オランダ(アムステルダム)に常設しているのに加え、12月には韓国(ソウル)に新設し、お客さまをグローバルに支援する体制を強化してまいります。
そして、昨年の4月にLED実装専用に開発した異方性導電接着剤についても、環境エネルギー分野の新しい機能性材料として、お客さまから注目をいただいており、今後の早期事業化に大いに期待しているところです。
一方、世界的な景気不透明感が高まり、経営環境は一段と厳しさを増すなか、引き続き、難しい舵取りが続くと予想されますが、当社として、今後とも強みである最先端の材料開発、生産、プロセス技術の開発に力を注ぎ、他社にない機能性の高い化成品デバイスを提供し続けて、お客さまのニーズにこたえてまいります。
当社は来年3月に創立50周年を迎えますが、お客さまとともに技術で夢をカタチにする、モノづくりができる企業「Value Innovator」として、これからもお客さまから信頼されるパートナーとなるため、一層の努力をしてまいります。
今後ともみなさま方のご支援をお願い申し上げます。
ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社
代表取締役社長
![]()
